先日も予告させていただいた山本寛さんの小説「アインザッツ」が遂に先日発売になりました。平松禎史さんのイラストも口絵の折り込みだけでなく、読者アンケートにまでふんだんに盛り込まれ、並製本ながら素敵な仕上がりです。デザイナー的にはカバーのタイトルなどをUV加工してあるのが羨ましい。
「羨ましい」というのは今回のこの本、ボクは一切デザイン制作には関わってないのです。関わっているのはemixでして、付録でもあるテーマ音楽(小説にテーマ音楽があるというのもスゴいが)の天野正道さん作曲「ウィンクルム」の譜面校正と楽譜浄書(譜面データ作成)を彼女が担当しているのです。
- 作者: 山本寛,平松禎史,天野正道(音楽)
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/10/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
そして楽譜はプリントアウトして演奏可能ということですから、吹奏楽団に所属されている方はどんどん演奏して下さい。
指定編成(23名)でも勿論演奏可能ですが、案外体力が必要な譜面ですので、ソロが多めのパート(トランペット1st)などはアシをつけたり、クラリネットや中低音域は倍管にするなど工夫すると、より安定感のある演奏が出来ると思います。
銀座ヤマハや新宿紀伊国屋などでは大々的に売ってくれているようです。感謝!