iPadでライトテーブル

久しぶりに大量のポジフィルムを見なければならない仕事が入ったのですが、当方ライトテーブルを所有しておりませんで。ライトテーブルというのはフィルムを見たり下絵をトレースするときに使う照明が仕込まれている作業台のことで、一昔前はエディターやイラストレーターやデザイナーの仕事場には必携ツールだったのですが、デジタル化がやたら進んだ現在では殆ど使用する機会がなくなっていました。
でも、ときどき要るのです。
で、どうしようかしらんと思っていたら机に転がっているiPadに目が行きまして「これがライトテーブルの代わりになれば素敵じゃん!」と思い、App Storeでアプリを調べますと《蛍光灯-Pro》なる無料アプリを見つけました。
早速入れてみました。

おお、なんかイイ感じだ。と思って覗いてみると

いくら高解像度になった新しいiPadのRetinaディスプレイはいえ、ルーペを通して見ると画素が邪魔してしまい、この編み目がポジにあるものなのか、ディスプレイのものか判らなくなってしまい紛らわしいので

トレーシングペーパーをディスプレイ大に切って置きました。

今度はウマくいきました。光量は少し足りないのですが、写真のセレクトには十分です。
お試しアレ〜。
ただこのアプリ、蛍光灯の「ピン・・ピンッピンッ」って点灯する様子や「ブーン」とかいうノイズまでちゃんと再現されてるので、そこはウザイです。(笑