久しぶりにデザイン・チームを組んで仕事しています。とあるパンフレットの制作なのですが、スピードとクオリティを同時にこなす必要があり、かつての仲間（現在はフリーランス）数名に声をかけさせていただいて、ボクがディレクションするというクライアントの条件で進めています。
なんとなくこの作業はスタジオ・レコーディングに似ている気がします。ボクはディレクター兼アレンジャー兼プレイヤーとして、仲間のミュージシャンと共にレコーディング（デザイン）作業を進めます。プロデューサーとしての編集者（エディター＆ライター）さんがいて、その方の指示の下、クライアントさんの希望に沿った音楽（デザイン）をアウトプットしていきます。これは最終的にレコーディング・エンジニア（プリンティング・ディレクター）の手に渡り、ブラッシュアップ（分解・色校正・製版）されてプレスされるのです。
気心知れた仲間との作業は阿吽の呼吸でコミュニケーション出来ますので、１つ言うだけで10の理解をしてくれます。その成果はストレスのない仕上がりに繋がります。それは初校を出した段階でのエディターさんとクライアントさんの満足度が高い事からも明解です。
こういった仕事のスタイルも増やしていきたいなぁと思います。
