ブロック魂 - otoshimono

仕事が一段落したので休憩しようと思ってemixに随分前に買って貰ったnanoブロックをいじり始めたら止まらなくなってしまって、オリジナルの天守を一棟ほど作事してしまった。
五層六階で第三層目に大入母屋破風、四層目に唐破風を配した後期望楼型独立天守である。
ボクは幼少より筋金入りのブロッカーで、自分がその時その時に感銘を受けた物は全て、絵に描き・ブロックで組んだ。設計図なんてない。頭の中で考えながら組み立てていく。色彩も構造も同時に。昨今のブロック玩具はキットになっていて、最初からこれが出来ますよ的な売り方をしているが、全くボクの心に響かない。そんならプラモ買えよ、と言いたい。
汎用性ブロック玩具の醍醐味は自分で好き勝手に創意工夫しながら組み上げる事である。合体ロボットだって組めるし、時には巨大な戦艦や建造物になり、これに持っているソフビやダイカスト製玩具を組み込んで遊ぶのだ。戦いともなれば、破壊部分もリアルに表現出来るし、強化も出来る。
なので、この規模の天守など、お茶の子サイサイなのだ。
・・・とは言え、夕飯も食わずに夜中まで何をやっとるんだ四十一歳の初夏。