偽カメラマン

独立した頃は、カメラマンのスキルを学ぶことでデザインの仕事に活かせると思ってプロユースのカメラを購入したのだが、いざ持っていると便利なので、物撮りや素材撮影は勿論、はては人物まで撮影する機会が増え、それに伴って機材も気がついたらほぼ同時期に買った三脚だけでなく、背景素材、撮影小物、物撮り用簡易スタジオ、照明器具、レフ版などが充実してきてしまった。
勿論予算の取れる仕事の場合はカメラマンさんにお願いした方があらゆる面で良い事尽くめなのだが、予算も時間もない仕事の場合にはどうしてもセルフ・マンパワーに頼るしかなく、カメラマンさんのスキルを見よう見まねで再現しながらウンウンとこなしている。
今週も人物の撮影を頼まれていて(というか、撮影しないと適材適所な素材がないことが判ったので自分で撮ると言ってしまった)、しかも時間勝負なので迅速に行動しなければならず、ウンウン言いながらやるしかない。
楽しいから良いのだが。