料紙

ロケハンで恵比寿にある料紙の専門店「翠祥堂」さんにお伺いしたのですが、どれも素晴らしくてウットリしました。
そして恥ずかしながらボクは初めて知ったのですが、料紙というのは、好きな柄に好きな字を書いて良いというものではなく、手本とする典籍に併せて選ぶべき料紙が決まっているというのです。
中には何を書いてもよいフリーなタイプもありますが、例えば書道家さんが新作を書かれるときなどは、わざわざ職人さんに自分の書く書のイメージを伝えて料紙をオリジナルに作ってもらうのだそうです。紙と書は一体化された芸術なんですね。
まだまだ世の中には知らない事が沢山あります。

かな料紙−小室かな料紙工房−
こちらは翠祥堂さんが扱っている料紙を作っておられる職人さんのサイトです。
とても美しいので、こちらもご参照下さい。