思案のしどころ

庭の生け垣をフェンスに変えようかと思って業者さんに見積もり兼ねて見に来て頂いたら、思った以上に面倒な工事になりそうなことが判明。
ウチは築35年を過ぎたヴィンテージ物件を購入したので敷地の使い方はボクの親の世代に一般的だった所謂「(夢は)庭付き一戸建て」というやつ。表の駐車場のスペースが本当に少なく(3ナンバーの車1台がギリギリ入るくらい)、その反対に家の奥に駐車場より大きな庭がある。周りの家も大体同じ。
今の流行りの家だったら家の前面を広く取って駐車スペースやちょっとしたガーデンスペースを作る。
で、ウチは生け垣で2方向が囲われているのだが、これがどうやら昔から日当りが悪いためかアマリ上手くいっていないようで、スカスカなのだ。これが何故工事をする上で面倒なのかというと、表から庭に入る経路が狭過ぎて重機が入らないのだ。
生け垣をフェンスに変えるためにはまず、生け垣をはじめフェンスの邪魔になる植物を抜き、基礎などを作って平に整地し、その上でフェンスを作らなければならない。さらに実はウチの庭は平坦ではなく奥に向かって低くなっているのでフェンスをまっすぐ入れるには盛り土が結構必要なのだ。しかも生け垣を引っこ抜く時に、場合によっては隣のフェンスを一旦壊してこちらの整地をし直した後に現状復帰しなければならないとのこと。
えぇぇぇ!! そんなに大変なの!?
さらに、これを重機である程度やってしまうのと、手作業で行うのとでは経費が倍違うとのこと。両隣にキチンとフェンスがあるのは最近家自体を建て替えた折に敷地の整地ごとやり直せたから。ウチは頑丈な鉄筋なのでボクが買うまで建て替えもせずこのまま。唯一重機を入れるとすれば、ウチを思い切って建て替えるか(でもこれでは本末転倒!)、裏の家が建て替えのタイミングでお願いして重機を裏から入れさせてもらう日を作れるまで待つか、である。
むむむぅ。
応急措置もやりづらいので、いっそのこと高くても工事をお願いしてしまうか、DIYで超時間をかけて自分でやるか、それとも生け垣をやり直すという方針転換をすべきか・・・思案のしどころである。