ミニスコア


ブラス・バンドのミニスコアが好きで時々買ってはチロチロと見ています。正直「吹奏楽」が大好きかって言われると、実はそうでもないのですが、これらの楽曲はグッと惹かれる輝きに溢れていますし、クラシック系音楽史の中でも大事な作品たちなのではないかと思っています。
で、よく書く事ですが、僕が「吹奏楽」とカッコ付きにしたのは、日本において吹奏楽と書くと、古今東西南北の多様性を極め変容を続けるブラス・バンド(管楽器を中心とした合奏形態)文化という枠組みでイメージしてくれる人がいないし、ましてやブラスバンドと書くと関係各所から拘りのお叱りを受けるので何だかやりにくいのです。
なので、日本で多くの方が共有されているイメージの吹奏楽(僕にとってはスクールバンドを中心としたローカライズされたブラス・バンドの一種だと捉えています)のことを「吹奏楽」としています。
で、その古今東西南北のブラス・バンド文化についてですが・・・〜ヒストリカル〜アカデミック〜軍楽由来〜そこからジャズやポップミュージックを生み出し再び融合した〜デタラメなローカルバンド〜・・・僕はどれも途方もなく好きです。