チンマー・アゲイン

先日五反田東口の陳麻家に物凄〜く久しぶりに行ったら、俺のチンマー耐性が上がっているのか、味が変わったのか判らんが、多少、いや、かなりマイルドに感じた。以前は全くなかったランチメニューや付け合わせなどの「逃げ場用」メニューもある。前は3口目には舌が痺れて味覚が大混乱するくらいの迫力であったのが、今日は最後の一口でやっとその状態になれた。美味いか美味くないかと問われれば美味いので良いのだが。
そう言えば以前は女性のお客なんて一人もいなかったのだが、俺が行った時間帯は女性の方が多かった。陳麻家といえば今や全国展開する有名店だが、その元祖である東口駅前店は相変わらずイイ感じに昭和っぽく、女性の高感度的には対極にあるオヤジっぽい店構えであることには変わりない。
もう二度と来ない、ことは全くない。多分また来る。美味しいから。
しかし3口目で思考が吹っ飛ぶあの味を絶叫マシンの如くまた楽しみたいか、と問われれば、別に復活して欲しいわけでもない。俺は昼飯が食いたいだけでレジャーランドに来ている訳ではないのだ。
ただ「こんな店二度と来るもんかっ!」と絶叫して見上げた、初めて食べたあの日の五反田の空はもう戻ってこない。それだけである。

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