明日伺う予定のクライアントの編集部は、連絡自体は毎日のようにメール取り合ったり、必要とあらばリモートミーティングもしているものの、実際リアルでお会いするのは9ヶ月ぶりだ。都心に出向くのも2ヶ月ぶり、前は夏の終わりだったが今は冬に向かっている。

最近は仕事机に向かいながらイヌ爺やのお世話のルーチンだが、外での仕事も増えつつある。生来出無精の上にビビリだし「難しければ今回もリモートでも」とは言われたものの、籠っていては鬱々とするばかりだし、人は「間」を以てニンゲンたらしめるのだから、ちょいちょいディスタンスは採っても、実際、人と会うことをやめたら「人間」ではない。

確かにその、人と人との「間」をどーすんのよ、みたいなことを散々考えさせられる一年ではある。フィジカルな意味でも・メンタルな意味でも〜リアルな意味でも・デジタルな意味でも・家族や友人知人との意味でも・仕事や趣味との意味でも・政治的な意味でも・健康上の意味でも・・・。

そういえばいつも熊手を求めている業者さんから今年はいつもの酉の市(ウチの近所では十日市といいます)が開催されないので出店ができないとのお手紙が来てた。配送もしれくれるそうだが、野暮だし、顔を見に小規模で出店している他の酉の市にでも行ってみようかしら。