雑誌レイアウトのコツ

雑誌レイアウトって締め切りが短いこともあり、原稿が来たら素材を眺め回してキーワードや写真やイラストからデザインのコード進行や主題をざっくり導き出し、文字のあしらいや写真・イラストの見せ方や地紋などを即興のソナタというかアドリブというかそんな感じでどんどん作っては組んでいきます。
また雑誌によって読者層のスィートスポットも違うし、それを踏まえつつ担当編集者の依頼の意図も汲むことが大事なので、そこを間違えると仕事としては落第点。編集長から折り入ってアートディレクターにでも抜擢されない限り、イキって「俺がこの雑誌を変えてやる」みたいな気概はほぼ不要、だけどどんな場合でも仕事を請けたからには、与えられた条件で相手に印象的な結果を出すことは本当に大事なんです。