来年の抱負のようなもの

よくあることなのですが、色々な公演やイベント制作に関わっていると公演の当日せっかく足を運んでいただいた友人知人に尽く挨拶ができないのです。「下野に会えるかなぁ〜」と頭の隅にでも期待して下さっていた方にはいつも大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
主催・出演している場合は会場入りから退館業務まで常に色々な裏を飛び回っているので一番落ち着けるのが本番の舞台上なくらいですし、そうでない場合も撮影や収録などでお客からは見えないところで四六時中張り付いていて終演後も退館までギリギリ撤収作業に追われています。帰れば編集作業が待っています(下手すると出演者にも会えない)。
本業がデザイナーなので当日には全て仕事が終わっていてノンビリと皆さんと一緒に観賞・談笑している方が当然なのかもしれないのですが、公演を創るのが・裏方を走り回ってるのが好きなんですよ。役者は舞台の上で死ねれば本望なんて言いますが、僕は舞台裏で死ねれば本望です。
しかも公演が終わる頃には(いや終わる前にすでに)「次はあんなことしたいな・こんなこと試そう」などと既に心ここに在らずなので、反省とか打ち上げとか本当はもうどうでも良くて、次の打ち合わせがしたくてウズウズしてます。
以前は懐かしむのは老後で良いとは思っていましたが、もう懐かしむ暇もなく生涯「次にやる事」に追われていたいです。生き恥はかき捨てかき捨て、あと軽く30年は健康に好き勝手していたい。
昨年今年と経年劣化で大幅に体調を崩したりして下向き加減だったので、兎に角来年は生涯バリバリ動ける身体づくりに励む年にします。