宇都宮の旅

関東の城址を割と行き尽くしてきた中、そういえば宇都宮城址に行ってないと思い立ちフラリト(emixに運転してもらって)宇都宮へ。幼稚園児の頃に足利に住んでて多分何度か(記憶なし)、出身大学の吹奏楽部が全国大会に出場したので宇都宮のホールに行ったのが一度(ホール以外の記憶なし)という感じなので、事実上お初の土地である。

写真では見たことがあるが実際行かないとわからないことが多い。宇都宮城址はほぼ跡形もなく破却・被災した後、近年になって部分的に盛り土をし直して櫓を建てたということ。すっかり平山城だと思い込んでただけに結構ビビる。

盛り土した土居に建てた櫓や挟間。

本丸の中から見るとこんな感じ。巡らされた櫓の部分だけ盛り土がしてある平城でした。向こうに見えるのは市役所。

 

その後は定番であろう餃子を頬張り

レモン牛乳系の何かを食べていたところ、休日にも関わらず妙に商店街がスカスカなので、ムッチャ過疎かなぁと思ってたら幟とかフライヤとかで『LRT』という文字をやたら見かける。

調べてみたら宇都宮にトラムの新路線が開通し、それが今日からだというので駅の方で大騒ぎしているようなのだ。そういえば宇都宮に住む友人が今朝そんなことを教えてくれていた気がする。「せっかくだから」を家訓にする我々としては行かねばなるまい。

ほんまや。チンチン電車や。
僕は広島に生まれ、祖父母の家で過ごすことが多かった子供の頃は、ずっと広電にお世話になってたし、引っ越し先の高知でも、近隣の街にもいつもトラムがあったので、ピカピカとはいえ既視感がパない。見知らぬ街でよく知った風景に出会った。嬉しい。

最後にカトリック松が峰教会を外からだけみて帰路についた。できればパイプオルガンのある中もみたかったなぁ。

というわけで城址を見るだけのつもりだったのが案外盛り沢山な一日になったのでした。