2006-07-05 潮の薫りがした otoshimono 朝、家のドアを開けたら、雨が降っていた。 海から何十キロも離れてるのに、潮の薫りがした。 夏に向かう雲は、こんなに遠くまで海を連れてくる。 いつ止むともしれない憂鬱な雨と雨との間に まだ見ぬ夏の夢をしみこませる。