奏楽堂

otoshimono2006-10-22

金管まつりなどで仲の良い「Good-up Brass Ensemble」の演奏会を聴きに上野の奏楽堂に行きました。ここは旧東京音楽学校(現・東京芸術大学)の講堂*1で小さいながらもパイプオルガンも備えた由緒正しいホールです。木造で控えめな装飾はボクの好みです。
今日は生憎の雨。エンタランス脇の滝廉太郎先生像も心なしか少し寒そうです。ここでボクたちはpoohと待ち合わせ。楽屋から最終調整する出演者の音が聴こえてきます。こういうの、ワクワクします。
中に入ると、以前来たときから改装をしたらしく、床やステージ、椅子などが新しくなっていましたが、そのほかは変わりなく気品を保ってました。やはりこういう物は今でも使っていることに意義があります。建築は生き物ですよね。
演奏は丁寧で安定感があり、なかなか聴き応えのある素敵な演奏会でした。
こういった場所で上品な演奏会が開けるのが少〜し羨ましいな、と思いましたが、ボクたちはボクたちです。来年の公演は響きの美しい音楽ホール*2だし、聴きに来てくれるみんなが楽しんでもらえるステージ目指して頑張ります!

*1:重要文化財デス。入るだけでもドキドキです。

*2:さいたま芸術劇場音楽ホール