夢、それはドリーム。*1

いつもお世話になってる外囿祥一郎さんとボクのトロンボーンの先生だった箱山芳樹さんが一緒にアンサンブルをするというのでカザルスホールへ出かけました。その名もドリームブラス。他にも、侍BRASSの辻本さんと森さん、ズーラシアンブラスの長谷川さん*1N響の池田さんと本当に豪華な顔ぶれ。
楽器店の主催公演だったけど、それほど媚びたプログラムではなく、興味深く演奏も素晴らしかったです。外囿さんのソロはもちろん、グレーアムの四重奏曲は初めて聴いたけど面白かったし、去年外囿さんが浜松でジーン・ポコーニと演奏した中橋くんのマンシーニ・メドレーのニューバージョンも良かった。演奏はモチロン良いが、アレンジもトリッキーで最高。そして極めつけは箱山先生が自身のブログのコメントで「外囿氏との愛のデュエット」とおっしゃっていたマイケル・デイビスのファミリー・トゥリー。この曲はその制作秘話も含めて個人的に想い出深い曲なので感無量でした。そうそう、会場で中橋くんに久しぶりに会いました。リハーサル聴いてたら昼ご飯食べ損ねてハラペコだと言っていました。会うといつもハラペコだと言っている気がする。痩せの大食いとは彼のことか。
ただ、ゴールデンウィーク中のマチネだったので中高生だらけ。まぁ、子供たちに聴かせるための意味合いはあったのだと思う。でもスグ飽きてました。寝ちゃってガーガーいびきかいてる男子とかいたしね。でも、これも勉強。やはりこういう音楽は、寝ずに興味深く聴けるようになるにはある程度の訓練が必要です。中高生の頃からこういう一流の演奏にしっかり足を運ぶこと、これ大事。その時は身に入らなくても、積み重ねれば経験になります。周りの子も「いびきかいてる男子やだねー」っていう経験することも大事。演奏会のマナーも回数重ねないと身に付かないからね。
演奏会終了後は、兼ねてより興味のあった、新宿にある「名将料理 大河の舞」で食事。ここは戦国武将がテーマのダイニングで、入り口には武田信玄と上杉謙信の甲冑がドドンと飾ってあったりしてスゴい迫力なのです。外にも家康や秀吉の兜も飾ってあったりして、甲冑好きのボクには夢のような場所。BGMもずっと大河ドラマや信長の野望のやつが流れてる。こういうところって見てくればっかりで食事はイマイチのところが多いんだけど、ここはナカナカ良かった。特製の海老とひじきの飛龍頭(がんもどき)や、青森産馬刺したてがみ添えなんて絶品でしたよ。
kusaくん、mochicoさん、いかがでした?

*1:ライオンとサル、どっちの役だろう