VIVID!

otoshimono2007-05-13

VIVID BRASS TOKYOの演奏会を聴きに府中の森芸術劇場へ。今回もフライヤを制作させていただきました。VBTは一昨年前CDのデザインをさせて頂き、昨年は代表の荒木玉緒さんのCDやリサイタルの仕事をさせていただいているのもあり、毎年招待いただいています。
今年はフィリップ・スパークの「テューバ協奏曲」や「宇宙の音楽」を作曲者自身が指揮をするのが目玉となっており、開場一時間前から長蛇の列ができる盛況振り。何かと話題の演奏会なので業界関係者も一堂に会していました(俺もか)。
荒木さんから「今年はイイよ!」と伺っていましたが、演奏は本当に素晴らしかったです。「テューバ協奏曲」のソロを務めた国木さんも安定したテクニックで吹ききりましたし、「宇宙の音楽」は原典版ということもあり、吹奏楽編曲版では「?」な印象だった部分もスッキリし、スパークらしいメロディックな部分も浮き立っていて、とても良かったです。
年々目に見えて演奏レベルが向上しているVBT。3枚めのアルバム予定があれば、今日演奏したものなども含めて是非。そしてさらに、ボクとしては日本人の作曲家によるブリティッシュ・ブラスバンド・スタイルの名作が早く誕生してほしいなとも思うのですが、どうでしょうか? 次はそんなアルバムを創りましょうよ、荒木さん。
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ところで、会場で即売していたCDはあっという間に完売。だって当日買った方から抽選で一名の方に「スパークが直々に曲を書いてくれる」っていうスペシャルなプレゼントがあったのですから。アンコールの時に抽選会があって、ユーフォニアムを吹いているという学生らしき男性が当選されてました。アンタ、幸せ者だ。