ノンビリとハードな一日。

mochicoに誘われてトロンボーン・カルテット「Zipang」のコンサートへ行ってきました。横浜山手聖公会という、横浜外国人墓地の近くにあるキリスト教会で行われることもあり、その響きが楽しみです。しかしその前に、せっかく久しぶりの横浜なので何か他にも楽しめるところはないかと探していましたところ、「2007楽器フェア」がパシフィコ横浜で開催されておりましたので、家を早めに出てまずそちらに足を運びました。横浜っていつもはクルマで行くんだけど、夜からSFCの練習でしたので交通渋滞に巻き込まれないために、家の最寄り駅の駐車場にクルマを置いてパークライドです。
楽器フェアは巨大な会場に、これまた膨大な数のメーカーや商社のブースが並び、自慢の商品を展示したりデモンストレーションをしています。マウスピースを持っていさえすれば、大概の楽器は試奏させてもらえるのも魅力です。ボクとemixはもちろん複数のマウスピース持参です。最初の写真はストンビのベル部分が木製になっているピッコロ・トランペットです。これはアタッチメントになっていて、いろいろなものと取り替えられるんですよ。金属のベルとは違い、やわらかい木の響きがします。「何に使うの?」と言われると困ってしまいますが、音が明る過ぎて困っちゃうとき(そんなことあるのか?)などでしょうか*1? emixはその他、いろんなトコロでいろんな楽器を吹いておりました。
一方ボクはバストロンボーンを中心に試奏しました。通常のロータリーやセイヤー・ヴァルブ、そして今回初めて吹かせて頂いたハグマン・ロータリーといった機構を持つものを吹き比べてみましたが、とても興味深いものでした*2。で、次の写真は金管楽器と関係なく初めて間近に実物を見たコントラバス・サックス。でかいでかい。昔の学校の職員室にあったストーブみたい。
その後、元町をプラプラし、外人墓地の前の十番館のお庭でお茶をしてから演奏会を聴きました。コラールものが多めかと思いきや、建部知弘さんの「ケンタウル祭の夜に」やスパークの委嘱作品、ペダーソンやルイスのジャズテイストの作品など、とても幅広いプログラムで楽しめました。アンコールにインディアナ・ジョーンズのレイダース・マーチを始めたときは一瞬「?」でしたが、あれも一応キリスト教系文化のつながり*3だと気付いてニヤリとしました。
その後は大急ぎで電車に飛び乗り、SFCの練習へ! 今年末の小学校での依頼演奏や、来年1月のニューイヤーコンサートでの演目、さらにその先の演奏会で取り上げる候補曲の試奏など、盛り沢山を猛スピードで練習しました。
で、仕上げにメンバーと一緒に「ステーキのどん」で遅い夕食。いやはやノンビリとハードでした・・・

*1:hakuくん、本体持ってるんですから木ベルを是非買ってレポートお願いします。

*2:その辺りのトロンボーン談義はまた今度ね、emukamiくん

*3:失われたアーク(聖櫃)