岸良さん

大学時代に所属した吹奏楽部のトロンボーンパートで、日フィル&トロンボーン・カルテット「ジパング」の岸良開城さんを迎えてOB会。現在の大学のトロンボーンパートのトレーナーであります。ボクのちょい下頃までは同じく日フィルの箱山芳樹師匠に教わっていたのですが、その後彼にバトンタッチ。今日集まったメンバーも殆どが岸良さん門下。会は鹿児島出身の大酒呑みとあって焼酎が沢山いただける新宿の某店でしめやかに執り行われました。
彼は本夏冬年2回、自宅に門下生やOBを招いてパーティ(っても翌日まで飲み明かす会)を開いたり、普段から色々相談事にのっていただけたりと、当に面倒見のよい方です。今日もボクらの下らない話にも始終ニコニコと(焼酎をバンバン呑みながら)付き合ってくださいました。後輩達がいつも「岸良先生、岸良先生」と言って慕っているのも分かります。
「いつかSFCでもゲストとしてお迎えして、我々が伴奏でコンチェルトでも吹いて頂けたら最高です」なんて話をしたら「リムスキーとかになっちゃうね」と言っておられました。リムスキーかぁ。emixにアレンジしてもらおうかな。それともどなたかに新作書き下ろしていただこうかしら。トロンボーンとブラスアンサンブルのためのコンチェルト。素敵なアイデアじゃありませんこと?
さて、いろいろと出番の多い岸良さんですが、目玉の一つは何と言っても年明けの「ジパング」の録音です。邦人作品集という意欲的なプログラムのアルバムに挑まれるそうで、ボクも聴いてみたい作品が目白押し。同じく来年発売予定のボクがデザイン担当させてもらう「あのカルテットのファーストアルバム」と共に、日本のトロンボーン界の話題をかっさらうことになるでしょう。
「ジパングの意欲的なプログラムって?」「あのカルテットのファーストアルバムって?」それはまだまだ言えませ〜ん。年明けたらね。