呑み会その1

編集二人と相談がてら新宿で呑み。一人は今度フリーランスになる、スポーツ本一筋の熱く爽やかな人。もう一人は大手出版社で、学習誌、マンガ誌、アイドル誌、実用誌、歴史誌とあらゆるジャンルを渡り歩いている飄々とした人。それぞれ体育系とサブカル系で性格も全然違うのに、ボクとは二人共ウマが合う。
共通している所はいつも面白そうに仕事をする所。ついつい乗せられちゃうし、こっちのアイデアに乗ってくれる。
今日も相談ごとはそこそこに、イラストレーターの追悼画集、サッカー黎明期の外国人選手列伝、ヤオイ系歴史本など、実現するかどうかもわからない楽しくもクダラナイ話を、終電になるまで延々としていた。
こういうバカ話の積み重ねが新しい価値観を生む。これが出版という仕事の醍醐味だ。