自信自身

地震・・・コワいね。
夕べも揺れたね。さいたまは震度3だったそうだ。
地震と言えば「東海地震」。ちょうど私が生まれた頃に大地震がくると予想されたのはいいが、起こらぬまま30年以上が経ってしまった。地球の歴史からすれば30年などぜんぜん大したことないけれど、ヒトの目線からするとかなりのオオゴトだ。
子供の頃から「いつ起きてもおかしくない」と、常に地震のことが第一に頭にあった。通学カバンはリュック。防災ずきんは座布団代わり。学校での避難訓練は学期に一度は必ず行われ、運動場に避難するタイムを競い合った。かなり真剣。
静岡の子供たちはほとんど例外なくそういう経験をしてきたものだから、いざ「地震だ!」となったら、すぐさま机の下に潜る習性があるらしい。職場で地震が起こった時とっさに机の下に潜ったのは静岡出身の人だけだった、なんて話を高校の同級生がしてくれた。他のヒトはまごまごしてたらしい。もちろん、他の地域でも避難訓練は経験しているはずだから、避難の仕方が分からなかったはずはないのだけれど、少し揺れただけでも「ついに大地震が来た!」と思ってしまう静岡人の行動は驚いただろう。
しかし、関東に住んで16年、実は静岡にいたときよりも地震が多い。
大地震がいきなりくるよりはいいのだろうか。うーん、かといって小刻みに地震があるから安全というわけでもなかろう。
なんにせよ、ストレスは溜めないほうがいいらしい。