先輩後輩

昼まで高校の後輩のサクソフォーン奏者、國末貞仁*1くんのレコーディング立ち会いで埼玉県某所へ。昨年の夏の終わり、知り合いのレーベルさんに彼を紹介して、アルバムを制作していただけそうか相談に行ったんだけど、それが着々と実現しているのだ。
今までも親しくさせていただいている音楽家の方々のアルバムやコンサートのデザインをお手伝いさせていただいたり、また逆にアルバムやコンサートのデザイン制作がきっかけで親しくなった音楽家の方々も多いのだが、これが高校の部活動の後輩のアルバム制作だとなると感慨もひとしおだ。
しかもレコーディングエンジニアさんに「いやー彼いいねー。上手いしタフだし」って褒められた日にゃ、「そうでしょそうでしょ」って意味もなく鼻高々になっちゃう。育てたのは國末くんの親御さんと師匠の須川展也さんなのにねー。そりゃあオイラの後輩だもんってお前何様だって。
で、本日でレコーディングは終了。今度はボクの番。彼の人懐っこくて無邪気な人柄と音楽を、どうやって受け止めて、カタチを映し出すか。なんせ彼の晴れのファーストアルバムですから。先輩も頑張っちゃうよ。楽しみ楽しみ。

*1:くにすえ・さだひと:東京芸術大学を経て、同大学院修士課程修了。1996年第13回香川ジュニア音楽コンクールにおいて管弦打楽器部門総合第1位、併せて香川県知事賞受賞。同コンクール受賞者記念演奏会「’96高松テルサ音楽祭」においてグランプリ獲得。第4回若手奏者のためのコンペティション第1位。 第22回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第3位。 ブリッツブラスコンサートマスター。サクソフォーン四重奏 「クワチュール・ベー」メンバー。Trio YaS-375メンバー。