トラブルでヒマな夜話。

本当は今日は20時で仕事を切り上げて金管まつり2010の実行委員会に顔を出さねばならなかったんだけど、出発30分前にいきなりメインのハードディスクがクラッシュ! 慌てて復旧作業に入るも10時間かかる見通しとなり、泣く泣く実行委員会は諦める。しかも事務所泊まり込み決定だし。
プンスカしているとトランペットの佛坂咲千生さんから電話。丁度サントリーホールでの本番が終わったところだというので、事務所に来ていただいて*1J'z Crazeのニューアルバムのデザイン案を見ていただく。打ち合わせのタイミングを案じていたところだった(しかも幸いプリントアウトしてあった)ので、これは助かる。
さて、その後ヒマになってしまった。復旧作業はしているものの、仕事が出来る訳ではない。
大学生の頃、吹奏楽の部室で深夜にゴロゴロしていると、理工学部の先輩が「試材を実験機にかけてるからヒマー」といって頭ボリボリかきながらカッタルそうにやってきた気持ちが何となくわかった。
しかたがないので普段やらないことをやろうと思い、私物の書棚の整理を始める。アッという間に床が散らかる。これはイイゾ。良い暇つぶしになる。・・・とある雑誌に目がいく。バンドピープルだ。家からいくつか持ってきたものと、事務所に前からあったものと。
バンドピープルは1999年に休刊した吹奏楽専門誌で、ボクは92年から95年まで、指揮の近藤久敦さんの薦めでイラストの仕事を頂いたり、編集部でアルバイトをしたりしていた。当時レイアウトを担当していたのがウチのボスで、そういった縁で今ボクはこの事務所にいる。
フムフムと手にとると、現在お仕事などを通じて親しくさせていただいている方々の若い頃の記事が出てきて実に興味深い。

これは村田陽一さん。1997年5月号のインタビュー。昔も今もカッコいい。さっき、この写真と共にツィートしたら、ご本人から「 はずかしい〜。ネガが逆(写真が反転している)ですな。」とご指摘。あっホントだ! 13年越しにミス発覚。元編集長のBandPower小太郎さんに連絡すべきか〜。

そしてこれがその前の97年4月号の表紙。外囿さんではないか! 丁度、英国テューバ・ユーフォニアム・カンファレンスで「ユーフォニアム・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した頃です。なんだかプックリしとりますなー。今のが全然スリムですなー。
まだまだ色々あるぞーどれどれー。
いかんいかん。今度は夜更かししてしまうー。
で、ただいまデータは6割復旧完了。始業時間には間に合いそう。

*1:サントリーは赤坂、ウチの事務所は麹町。ぶっちゃけ隣町なので近い。