缶みそ汁と私


高校生の頃、ボクは高松に一人で住んでいて、下関に住む家族や広島の親戚の家に行くときなどはよく岡山から新幹線に乗っていた。その頃、駅弁のスタンドの横にある自販機に地方メーカー(「みよしの」だったと思う*1)の缶みそ汁が売っていた。赤みその合わせか何かで味も濃く、ウマいんだかマズイんだか判らなかったが、「とうとうみそ汁も缶の時代かぁ」とか言って、珍しいのでよく飲んでいた。それが20年くらい前の話。
でその後、缶みそ汁は怒濤のごとく新商品で賑わい堂々たる市場を確立した、ということは全くなかった。インスタントのカップみそ汁はコンビニの普及も相まって素晴らしい業界を築いたが、缶は全くである。はっきり言おう。マズイ。
それでも、その後も細々と缶のみそ汁は時々新製品が出来、散って行った。その度にボクも購入し試してみた。とにかく妙な缶入り飲料がボクは好きなのだ。
でも・・・未だ、このジャンルは答えに辿り着いていない。先日ローソンで購入した伊藤園の缶みそ汁もご多分に漏れず。
何か道はないのか、缶みそ汁よ。こういうジャンルでは独自路線を貫くダイドーに期待がかかる。*2

*1:あったぜ!これだ、これ

*2:資料