iPhoneで電子工作


装丁の紹介ばかりで申し訳ないです。今度はちょっとホビーな理工書。
iPhoneはそれ自体に様々なセンサーがついていたり、Dockだけでなく、イヤホンジャックからでも音声信号などに変えて命令の入出力が出来るようになっているため、逆にセンサーやArduinoのようなマイコン回路やLEDなどの簡単な電子部品を繋いで自作でも実に色んな事が出来ます。Dockを用いたデバイスやアプリは開発と許諾申請に費用がかかりますが、ジャックを用いるとその手間が省けるのでホビーやコストを抑えた開発には向いている訳です。この本はそういったジャックを使って色々やってみようというホビー色の強い開発入門書です。
実は最初にこの本の装丁の企画を頂いた夏前頃の最新はiPhone4sだったのですが、さて印刷所に回すぞという段階で形や端子の接続箇所の仕様が全く変わってしまったiPhone5が発売されたため、慌ててイラストを描き直しました。新しいiPhoneはジャックの位置が天地逆になっているのです。

※直前までの4sバージョン
今回のテクニカルっぽいタッチのイラストは自分で描いてしまったため、直すのも自分。著者の方に無理を申し上げて(有難うございます!)iPhone5バージョンのモデル写真を撮影していただき、Appleのサイトで発表されている詳細な仕様を参考にしながら急いで描いて何とかデッドラインに間に合いましたよ、ふぅ。

iPhoneで電子工作 誰でもできるフィジカルコンピューティング

iPhoneで電子工作 誰でもできるフィジカルコンピューティング