理系

IBM Notes9.0 SocialEditionクライアントガイド

「otoshimonoは忙しい忙しいと言ってる割には音楽の話しかしないじゃなイカ！」と仰る皆様、おはようございます。とある方面には私が音楽を嗜んでいるなんぞ、想像だにしてくれない理系デザイナー・otoshimonoが通りますよ。
実はあんまり日記には登場しないのですが仕事のかなりの割合を理系な書籍のデザインが占めておりまして。というか理系のが実質多い。大学では人類学専攻で吹奏楽部漬けだったワタクシメの人生の中でも特に奇異な現象ですが、思い当たる節もございまして。
元来落ち着きのない性格ゆえに四則計算を早とちりで間違えてばかりだったため「算数が苦手」だと思い込んで高校では文系クラスに進んだのですが、実は理論とアイデアで道を切り開いて行くジャンルの数学が嫌いではなく、その方法論は大学に進んでも人類学を学ぶのにも大いに役立ち、理工学部の知人から聞く小難しい話はいつも興味深く夜が明けるまで24時間営業のモスバーガーなどで話していた日もしばしばでした。
そして、なんの因果かブックデザイナーとしてキャリアを積み始めた師匠の会社では、その理系な書籍の装丁やアートディレクションを数多く扱っており、編集者から聞く話の面白いこと、興味深いことと言ったら「あ〜それ大学のときに先輩が話してた理論！」てな具合でして、俄然デザインにも熱が入ります。そうやって夢中になって理工学書籍を手がけ・・・気がついたら専門でもないのに理工学書籍が得意分野の一つになってしまっていたという訳です。
人生とはホント不思議なものです。
ちなみにまだ四則計算は苦手です。