装丁



ここ数日で装丁させていただいた書籍の見本がどどっと届きました。今回は理工系まつりです。
同じ理工書といっても資格試験本から現場で役立つ実用書まで様々ですし、ジャンル・読者層に応じて本の「ノリ」が変わるので、カバー・帯・表紙・本扉は、その書籍毎の個性をどう魅せていくのかが重要です。
書店だと理工書は棚差しが基本なので「背」のデザインが重要と言われていますが、昨今はネットで購入される方も多いので、小さなサムネイル画像で書影がどう映えるかも結構重要。居並ぶ競合他書のサムネイルの中で「これこそ私が読むべき本だ!」と思ってポチッと押して貰うにはどう見せれば良いだろうかと、ブックデザイナーは日々悩むわけです。