TAKEMITSU SONGBOOK

武満徹ソングブック

武満徹ソングブック

前からずっと気になっていたものをやっと購入。子供の頃はブラスアンサンブルとオーケストラとオールド・ジャズばかりを聴いていて、大学生から30代くらい半ばまでは大小様々な管楽器アンサンブルとワールドミュージックとフュージョン・ジャズが加わり、30代後半あたりからコンテンポラリと古楽(と何故かテクノ)に目覚め、40代になってからは、邦楽や声楽に興味が広がってきました。
ここのところ合唱とオーケストラのための公演の仕事などを通じて日本の声楽曲が気になっていたのですが、松平敬さんの様々な活動や、今年に入って、蜂鳥姉妹あやちクローデルさんの歌などを聴くにつけ、声の持つ「うた」の力に魅了されています。
それで、前々から松平さんに勧められていたこのアルバムをemixの買物に便乗して購入。早速ヘヴィー・ローテーションです。
武満徹さんの歌曲については、昨年オリパパこと織田準一さんのトランペット・ソロのアルバムにも「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」「小さな空」が収録され、大変愛らしい旋律の動きにつり込まれてしました。
このショーロというブラジルの音楽を下地にして響いた武満さんの「うた」の数々は何とも素敵で、アルバムの解説に小沼純一さんも書かれておりますが、「武満徹」という気構えた意識を全くせずに胸の内にスッと染み込んできます。

 
おまけ:全員松平敬さん(笑)による「翼」

 
もひとつおまけ。
オリパパのアルバム
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