Mbale Schools Band(all girls band)


ウガンダの女の子たちによるスクール・ブラスバンドの演奏。詳しい経緯は分からないんだけど、とても興味深い。
欧米では古い時代から女学生によるオーケストラやバンド活動というのは割と先例があり、19世紀も後半になると写真や図版も残っていて、物好きなボクは当時の新聞などに取り上げられている記事を時々調べたりしています。
アフリカでも起こりつつあるこういった流れを単純に「世界的に吹奏楽(やブラスバンド)が盛り上がってきたぜウェーイ」と浮かれるのではなく、女学生たちが演奏主体となって編成される音楽教育が、どういった社会や教育思想の背景で提唱され、それがどういう意味を持ち、その発展(あるいは衰退)がコミュニティ全体に何をもたらすのかということにとても興味があります。それは我々がかつて見逃してしまい、掬いきれずに落としてしまった何かを再発見することになるかもしれないからです。
 
追記:このMbale Schools Bandは結構盛んに活動しているスクールバンドらしく、もちろん男子生徒も多数所属しており、facerbookやyoutubeにもページを持ち、彼らへの正統な音楽教育の支援も随時募集しているようです。もちろんこういった展開は上に記したように、その土地の社会や歴史的背景が色濃く映し出されるものです。