Noto

多言語対応が必要な統一デザインのフォーマット案件に取り組んでいます。運用は私以外の作業者が取り扱い、かつ、リーズナブルなフォント環境も必要という事もあり、昨年秋に正式にサポートが開始された、Google と Adobe の共同開発による多言語フォントの「Google Noto Fonts」のCJK(中日韓)版を試してみることにしました。それぞれセリフ体とサンセリフ体(日本語における明朝体とゴシック会)に7つウェイト(太さ)が用意されており、見出しから本文まで何でも組めてしまいます。開発には西塚涼子さんも参加されているので信頼度抜群(しかも商用フリー!)。(https://www.google.com/get/noto/)クオリティ的にはこれだけハイレベルなものが誰でもフリーで使えるという事が驚きです。日本語のみでも相当重宝すると思いますので、演奏会のチラシやイベント告知のデザインのみならず、ビジネスシーンでの文書やプレゼン資料作成に、ご利用してみてください。 *ちなみにこの画像はアルファベット・日本語・中国簡体・中国繁体・ハングルでサンセリフ・セリフで打ち出してみた例。大きくしてある方がウェイトBold、小さい方がRegularです。
 

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