筋道

高松でここ数年開催している「たかまつ国際古楽祭」の打ち合わせで恵比寿へ。今回からアドヴァイザー職から実行委員なったため、積極的に役職をお願いしたい方と会食。地方の文化振興の難しさご教示いただく。

地元には地元の道理があり、筋道がある。地元に暮らしていない人が、それがいくら著名な文化人であっても『これからの時代はこうあるベキ』『今、東京や世界での流行はこう』といくら声高に示したところで、逆に殻に閉じこもって「そういうのはヨソでやってくれ」と摘み出される。

彼らの道理に添いながら、新しい流れを提案していくにはどうすれば良いか、資金調達にはどういった方法があるか。問題は山積みだが、意義のある事業でもある。