言葉にできるもの、目に見えるものが全てではない

グラフィック(・エディトリアル)デザイナーが言うことではないとは思うし、こんなことをネット上に書くこと自体矛盾をしているのだが、21世紀に入って、人は余りにもインターネットやデジタル化で言語化・可視化されている情報に頼り過ぎ〜振り回され過ぎているように感じる。
まだ言葉になっていない〜見えていない〜(もしくは言語化されなかった・可視化されなかった、または選ばれなかった)情報と呼ぶことすら覚束ない〜しかしながらダイレクトな肌感覚〜触覚というか、臭覚というか、味覚というか〜感情・気分や世相・空気なるものとは違う〜しかしながら非常に正確な感覚(臭覚や味覚は特に一度覚えたものは忘れないとか)というものが人間には備わっているのに、そこを磨くことを忘れてしまっていることで、我々は大変なミスを犯してしまうのではないかと、ちょっと心配です。