クワチュールB 15周年

本日のクワチュールB公演、どれも素晴らしかったんだけど個人的な白眉は『M.メリッツ/J.ニコル編:レヴォリューション』でした。弦カルからのアレンジだけどサクソフォンカルテットのパレットの幅が十分引き出されていたし、さっき元曲聴いてみたけど色んな意味でサックス版のがサウンドしてるかも。

それもこれも彼らの音楽性と長年無数の舞台を共にしてきた仲間ならではの阿吽の呼吸の技なくしてはあり得ないのですが。

そして半月前にお師匠たちが35周年と同じ舞台で國ちゃんたちが15周年! おめでとうおめでとう! 真似してアンコール前に撮影タイムってどんだけ大好きなん愛しかないやん。G線上が沁み入りましたー。

須川さんのお弟子さんたちがG線上のアリアを特別な思いで演奏し続けるの分かる。トロンボーン吹きの僕でさえサクソフォンアンサンブルの世界に惹き込まれたファーストインプレッションは須川さんたちの奏でるG線上だったんだもの。サックス吹きだったら尚の事だろう。

初心に帰る感じ──「僕の私の道のりの第一歩はここからだったんだ」って足元をトントンと揃え直すというか。G線上を吹く彼らの音からピュアな想い・眼差しが伝わってくるのよね。