mittenと歩けば

時間があるときはemixとmittenと散歩に出る事にしています。普段家族全員で揃って何かやることって全然ないので、とても大切な時間です。
mittenというのは犬です。ジャック・ラッセル・テリアの雄です。今2歳。2年前に知り合った犬のスペシャリストの方のお店で一目惚れし、無理言って譲っていただききました。皮毛が長いちょっと変わったタイプですが、中身は正真正銘の元気すぎるジャック・ラッセル・テリアで、家の中をバターになるのではないかと思う位に走り回ります。
彼が家に来てから、近所をゆっくり歩く習慣が始まったのですが、住んでいるのに気付かなかった素敵な場所や季節の移り変わりをたくさん見つけられるようになりました。知らない人から声をかけられることも増えたし。ほんとうに、とても、大切な時間。
ところでmittenという名前、もうお気付きの方もいると思いますがボクの大好きなロシアのロマン・カチャーノフ監督の人形アニメーション「Varezhka（邦題・ミトン）」に出てくる、毛糸の手袋で出来た犬にちなんでます。emixが名付け親。正直最初は直球過ぎる！と思ったのですが、慣れました。それに案外無い名前です。「ミント」ちゃんは多いですが（よく間違えられます）。
という訳で、目新しくは無いのですが、流れなので今日はDVD「ミトン」を紹介します。「ミトン」のほかに二つの人形アニメーションの短編が入ってます。とてもかわいくて、切ない。作品が作られた頃のロシアはまだ「ソビエト連邦」でした。でもボクらが子供の頃に教えられた冷徹な「ソ連」のイメージとは大きくかけ離れた、オシャレで愛情にあふれた作品たちです。映像はもちろん素敵ですが、特に音楽のセンスの良さには驚かされます。1967年のソ連作品でボサ・ノヴァがBGMとして流れているんです！

ミトン [DVD]