演奏する歓び

kusamiくんの紹介で市内の小学校にSFCの出前演奏会。低学年向けと高学年向けの2ステージ。
子供向けなので、音楽の教科書にも載ってて耳馴染みがよく、明るい曲を中心にプログラムを組みました。それぞれの楽器紹介なんかもして、特徴のある一節を演奏したり。みんな楽しく聴いてくれましたよ。
ボクたちトロンボーンの紹介は「剣の舞*1」で演ったのですが、グリッサンドがやたら子供にウケます。「ぱーおぉん!ぱーおぉん!」と吹く度に耳フサいだりゲラゲラ笑うんですね。「おならだー」「ぞうさんだー」とか言うんですね。
ボクらにとって何ともウレシいのは演奏に対して、お客さんが直に反応してくれることです。驚いたり、笑ったり、手拍子や拍手をいただいたり。
ボク、実はタイヘン感激屋なのです。今回はオープニングにドラゴンクエストのテーマを演奏したのですが、最初のファンファーレが始まった瞬間、子供たちが歓声をあげたんですね。わぁーって。
もうそれだけでジーンとしちゃって音を詰まらせちゃう若輩者ですよ。レコード大賞獲って泣きながら歌うアイドルを、お茶の間で笑えない訳ですよ。
自分たちの演奏を一瞬でも楽しんで聴いてくれる人がいる。それがあるから音楽ってやめられないんですね。

*1:バレエ音楽「ガイーヌ」の中の一曲。ハチャトゥリャン作曲