機械音痴

otoshimono2007-06-14

いまアートディレクションをしている雑誌の特集の扉用に写真を撮ろうと思って、ウチの編集にデジカメを借りにいったら「otoshimonoさん、新しいイイ方のカメラ貸しますゼ」って言われて、今まで使ったことのないカメラを渡されちゃった。
カメラなんてどれでも一緒だろうと思ってセッティングを始める。何をどう撮りたいかは分かっている。被写体は水。っても沢山のペットボトルをランダムに並べて撮るのだ。チョロイもんだぜ。
配置は済んだ。カメラのアングルも決まった。さ〜て撮るぞ・・・う・・・このボタンは何だ? なんかタイマーになってるけど、どうやったら切れるの? その度に編集からtomoちゃん*1を呼んできて教えてもらう。
・・・色々あって、やっと撮影開始。パチパチ撮って、madokaさんにデータを確認してもらうが「あれ、何かチョー暗く撮れてるよ」
「あれ? おかしいなぁ。もう一度」パチパチ。「あーやっぱり暗いよ」
うーん困ったなぁ。でもなぁ、時間ないし〜。こうなったらハジをシノんで、もう一度編集のとこ行って「tomo先生・・・あの・・・ちょっと教えていただけないでしょうか・・・シャシン ウマク トレナイン デスケド・・・」
「いいですヨ」とtomoちゃんはトコトコやってきてチョイチョイとカメラをいじりパチパチ撮影。「今度はオッケー*2」とmadokaさん。
結局ボクはセッティングしただけ。撮ったのはtomoちゃん。確認作業したのはmadokaさん。
「ココんところでピン合わせればキレイにイケますヨ」とtomoちゃん。
「デジカメって機種ごとに違うから難しいよね〜」とmadokaさん。
ん〜。励まされてるとはとても思えない女ノコたちのコトバに撃沈していく機械音痴なAD*3、35歳の夏であった・・・

*1:tomoちゃんは編集なんだけど、写真学科を出ているのだ。

*2:上のがオッケーな写真。tomoちゃん撮影

*3:アート・ディレクターの略称。アシスタントじゃないよ! でも今日はこれじゃアシスタントだ〜(泣)