ある意味練習。

侍ブラス2007夏の陣を聴きにオペラシティへ。お目当ては今年のSFCでも演奏する協奏曲「孤高之虎」のモノホン*1と新曲の演奏鑑賞、そして先行発売されるセカンドアルバムと譜面を購入すること。途中途中に掲示板に貼ってあるデカいポスターを見る。自分がデザインしたものが巷に出回るのはウレシいが、自分で見るのは恥ずかしい。
で、入場すると脇目をふらず物販ブースへ直行、SFCのメンバーで手分けしてCDと譜面を買いあさる。譜面は5作ほど新作を購入。どんな曲かは知らないが、オモシロイに決まっている。どうせこの後すぐ初演されるのだし。
ステージは開演前から、昨年の衝撃的デビュー*2やファーストアルバムのインパクトもあって、期待と熱気に包まれていた。一曲一曲披露される度に場内にどよめきと喝采。現在の日本で、ここまで高度な技量とエンターテイメント性を備えたブラスアンサンブルはない。今や彼らはスターだ。
終演後はサイン会。ロビーは長蛇の列。希望者全員にサインを書き、演奏会の感想を聞く中川英二郎さんを初めとするメンバーの面々。その真摯な態度が伝説に拍車をかける。サインをもらってホクホク顔で会場を後にするお客さんを見ているとこっちもウレシくなる。
終演後、オペラシティのプロデューサーの国塩さんに侍ブラスのプロデューサーであるスーパーキッズの大塚さんを紹介していただき、一緒に仕事をさせて頂いたお礼を述べる。みんなが心から楽しめる仕事をこれからもずっとご一緒できればウレシいです、と興奮気味に喋ってしまった。
終演後は一緒に聴きに来たメンバーと新宿ルミネにあるスペインバル「アマポーラ」で食事。これも10月のSFCでカルメンなどスペインモノを演奏するのに備えてだ。
「土地の音楽を知るには土地の料理を食うのが一番」だ。
で、ここは美味かった! ここ最近美味しいスペイン料理を求めて放浪して来たボクだけど、やっと手応えのある店に出会えた。オムレツ、イベルコ豚の生ハム、ホワイトアスパラのサラダ、自家製サングリア、そして各種パエリア! 特にイカスミのコクと香ばしさときたら絶品でした。チェーン店らしいけど大満足! これでカルメンがはばっちりだ! 10月にはスンバラシイ演奏をお聴かせできるでしょう。それまでにあと何回通おうかしらん。

*1:ソロはトランペットの津堅直弘さん

*2:id:otoshimono:20060805