ヨシミコ

大学の後輩の室岡ヨシミコが映画監督&脚本家デビューをした。ボクが文化センターでボントロをブカブカ吹いていた11月18日に、群馬県吾妻郡で第7回伊参スタジオ映画祭ってのがあって、そこで初公開された。
タイトルは「耳をぬぐえば」。昨年の同映画祭で開かれているシナリオコンクールで短編の大賞を獲って、映画制作の権利を得たのだ。それから一年間、映画を撮っていたのだ。
ヨシミコはボクの後輩の中でも極めて全うな女だ。ゴージャスな出で立ちをしてこいというと、金髪の天使のコスプレで現れる、パーフェクトな女だ。いつも人を驚かせるために何かを考え、行動している、極めて健全な女だ。
「タ○リ倶楽部」などを制作している会社に入って、何か面白いもの作んのかなと思いきや、突然ヤメチャイマシターって着物で登場する、予定調和が大嫌いな女だ。
会社辞めてプラプラと半ニートっぽくしながら占い師になろうかシナリオライターになろうか悩んでいたら、シナリオスクールの方が安いからそっちに決めたという経済観念のしっかりした女だ。
一見とても奇抜に見える人もいるかもしれないが、それは逆だ。だいたい自分の考えた通りにヌラヌラと緩く進む方が人として正しいに決まっている。ストレスが溜まるのを我慢している方が奇抜だ。実際、ヨシミコが制作会社にいた頃は肌荒れもヒドく、相当なストレスの溜まり様だったんだと思う。
 
あの日は本当はボントロをブカブカ吹いている場合ではなかったのだが、一人でも演奏を楽しみにしてくれる人がいる限り、トンズラする訳にはいかない。そりゃ一所懸命に吹きましたよ。で、この本番はオリだったpoohは観に行ったらしいがどうでしたか? あぁヨシミコ、再上映はないのか?
と、言う訳で映画にパワーを注ぎ過ぎてポワポワになっているヨシミコのブログを左下の「たいせつなひとびと」 の中に追加しました。今後ともよろしうに。