ちゃぶ台

話がせっかくまとまってところで、ちゃぶ台ひっくり返す人っていますよね。「いるいる、困るんだよねー、そういう人」と思った方、ブーです。
こういう時ってだいたい、話の最初の時点から「何かちょっと違うな」と思ってる人がいるのに、その案件の核心の部分がオザナリにされたまま、その場の流れだけで話が進んでいっているケースが多い訳です。
ヒドい場合は誰も望まない形で話がまとまっている。当事者たちは白けちゃって「オレはそう思ってないんだけどねー」とさも責任逃れな発言をしたり。
まぁ、そのちゃぶ台ひっくり返した人をなだめて、元の流れで話を進めたとしましょう。その場は波風は立たないと思いますが、大概その話は上手くはいきませんね。というより、そもそもの目的は何ら達成されないでしょう。
誰かがちゃぶ台ひっくり返した時、皆、それは最後のチャンスだと思わなければなりません。もちろん時間もないし、コストもない、人材だって不足しているかもしれません。でも裏を返せば一番コストパフォーマンスがいい解決方法が編み出せる訳です。結果、皆が望んだ以上の成果が得られる訳です。
「あの時はどうなるかと思ったけど結果的にはヨカッタ」という、アレです。
「面倒臭いなぁ」と思った人が負けです。