本日さいたまファンファーレクラブの練習始めだったのだが、自分が本当にトロンボーンがヘタクソなのに驚いた。いや、今までもヘタクソなのは知っていたが、こうもヘタクソだと自分でも呆れてしまう。
何がヘタクソって、全くもって全てがヘタクソなのだ。楽器の機能を使いこなすべくの身体の対応のイチイチがモノの見事に外れている。楽譜を読んで再現する処理速度が全く遅い。出てくる音が表現とは程遠い牛の呻きの有様で、30年近く吹いているのに30年ぶりにやり直している水泳でさえこんなにヘタクソではない。本当に30年近くトロンボーンを吹いているのか、いや、今まで一度としてトロンボーンを吹いたことがあるのかのかさえ疑問だ。
普通はこんなにヘタクソならとっくに止めている。著名な指揮者*1に真顔で「お前には音楽の才能が全くない」と言われてそのゴモットモさにいたく感動したにも関わらず、である。何故止めてないのか、世界中の誰もが疑問に思うだろうが、当の本人が一番判らない。他にボクはクルマの運転と字を書くのが苦手だが、トロンボーンの方が圧倒的にヘタクソだ。
そんなボクに呆れ顔ながら笑って済ませてくれる（くれてないか）仲間に感謝しながら、今年もウンウンと唸っていこうと思う。
