旅の仲間

全国でも割と有名な巨大同窓会を開催するボクの出身高校の同窓会幹事の引き継ぎ式が終わり、我々の代から一つ下の代へ幹事学年を無事引き継ぐことが出来ました。次の代の面々も優秀な人材が豊富で安心しております。
そんなこんなで一年間苦楽を共にして来た同期の《旅の仲間》もここで一旦解散と相成ります。
かつて同じ高校で釜の飯をつついた仲間が卒業と共にそれぞれの道を歩き、25年目に再集結して一つのプロジェクトを恊働し制作していく過程は大変エキサイティングでした。本質的には遊びなのですが、友人たちがそれぞれのフィールドで25年間培った技や見識の片鱗を垣間見ることが出来たのは刺激的でした。有機的な組織運営をしてくれたリーダーと適材適所で力を発揮したメンバーのおかげもあって、風通しがよく・創造的で・行動力のあるチームとなり、こういう中で一員として仕事が出来る喜びは何事にも代え難いものがありました。
このまま皆で起業してしまいたいくらいで解散は名残惜しくもありますが、解散も含めてプロジェクトの完成とも言えますし、この一年で得た友情は一生の宝物となりました。
写真は今回の同窓会のテーマそのものとも言える、高校を眼下に高松の街並と海〜瀬戸内の島々〜空を臨む、小さくとも美しい、我々の故郷の風景です。(photo by Yutaka Ito)