横浜にて


先日は海が見たくて横浜に行きました。
自分の思う通りに生きるということは時に誰にも理解してもらえない孤独感の中に身を置くことでもあり、人からはブレずに好き勝手にやっているように見えても心中は常に疑心暗鬼とコンプレックスに溢れかえっているものです。
我々夫婦は正直器用に生きられる方ではないし、かと言って世界を変えるような才能に満ちているわけでもなく、黙々と折れそうな翼を修理しながら日々を何とか生きているのですが、それでも許容値を超えることもある訳で、そんな日は海を見に来ます。
横浜から茅ヶ崎辺りまでは僕が生まれ育った高松や岩国や広島など瀬戸内の風景に似ているところも多く、本当は住んでしまえば良いのかもしれませんが、何か物思う事があると足が向いてしまいます。