中橋くん

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中橋愛生くんは作曲家だ。SFCとしては委嘱作品*1を書いてもらって以来のおつきあいだけど、ボクとはCD制作やコンサートの仕事を通して割と前からの仕事仲間である。その音楽に対する知識と造詣の深さは、NAPP氏としてネット上ではちょっとした有名人だ。
中橋愛生くんはガレリアウインドオーケストラのコンポーザー・イン・レジデンス*2でもある。ガレリアウインドは2003年に結成されたプロ・バンドで、結成以来コツコツと頑張っているようである。この若い楽団と作曲家が来る6月18日、ウチの近所の彩の国さいたま芸術劇場で第4回定期演奏会を行う。副題は「プロのバンドがなすべきこと 〜邦人作品の過去・現在、そして未来を通して〜」。藤掛廣幸、須賀田礒太郎、新実徳英、伊左治直、平石博一など、普段の吹奏楽の演奏会では大々的には取り上げられない邦人による名作を掘り起こしていく企画ということ。なんと野心的な! 
日本の若い音楽家たちも色々考えている。芸術家たるもの若いうちはトンがれるだけ尖っとかないとダメなので、こういうのはウレシい。当日はもちろんお伺いするつもり。
中橋愛生くんは九州人デス。ボクのユズ胡椒師匠です*3。作曲家たるもの、美味しいモノには敏感でなければなりません。
中橋愛生くんはネコ好きだ。ちなむほどではないが、ボクは犬好きだ。でも犬好きよりネコ好きの方が知的な感じがするのは何故だろう。

*1:ブラス・アンサンブルのためのフラリッシュ〈サルムの光〉。金管まつりでも演奏しますよ!

*2:活動や運営上の意見を聞くため、楽団が作曲家を顧問として迎える制度

*3:id:otoshimono:20060317