ぼしきゅう

otoshimono2007-04-27

ジョギングの参考にしようと思って、ウチの事務所で編集&デザインしたマラソンの本を編集部に借りに行ったら
「お〜、otoshimonoさん、遂にフルマラソンに挑戦する気になりましたか!」とスタッフ全員に嬉々とした眼で見られた。
〜いやいや、ジョギングのフォームでもチェックしようと思っただけで
「でもotoshimonoさん〈ぼしきゅう〉で歩いてるじゃないですか。それ、アスリートの体重移動ですよ。朝原さん*1が言ってました。」
 
ぼしきゅう????
 
調べてみた。「拇指球(丘):親指の付け根の部分」。ここに体重をかけて「足指でしっかり地面をとらえた」移動をすることが、アスリートの条件なんだそうです。シューズが発達している現代では、指先に力を入れず、かかとに重心をおいてしまう人が多いのだそうです。これでは動きが鈍くなってしまうらしい。
一番いいのは裸足で歩くことなんだけど、現代社会では難しいので、常日頃から「拇指球を意識した歩行」を心がけるとよい、ということらしいです。それだけで動きは軽やかになり、姿勢もよくなるんだってさ。
そういえば最近、自分でも背筋が伸びてきた気がしていました。知らず知らずのうちにボシキュー・ウォークになってたんですね。皆さんもお試しください。

DVDマラソン―アスリートの走り方を目指す

DVDマラソン―アスリートの走り方を目指す

これ、借りた本。連休中に読む、観る。

*1:朝原宣治さん。世界的なスプリンター。100m:10秒02。スゲー!