次の扉を開ける人

毎日何かのプロフェッショナルとして仕事してると、「それは有り得ない」とか「まずクライアントには通らないだろう」という通念みたいなモノがモヤモヤと出来てきます。
でも、その『ナシ』って案外こちらプロフェッショナルの思い込みだったりすることが多々あります。経験に裏打ちされているので十中八九そうなのでしょうが、一は違うわけです。その一こそが新しい世界です。
で、大概その扉を開けてくれるのは《違う道のプロフェッショナル》だったりします。彼らが住んでいる研ぎ澄まされた別の次元からは、我々の世界では閉じて見える部屋でも開いてたりするんですね。
だから、そういう人の『アリ』の言葉は「オイオイ何言い出すんだよ」と思っても必ず試してみると良いです。気がつくと「これも悪くない」とニヤニヤしてる自分がいるはずです。
自分の常識を疑うのも力です。これは困難で創造力のいる作業ですが、自分に自信がないこととは全く違います。むしろ自身の基準に対する過信は、周りと自分自身との評価のギャップを生むことになるでしょう。
そして、そうやって、お互いの扉を開け合うことで、新しい世界に進める人々との仕事は、ハラハラもしますが、ワクワクもし、とてもエキサイティングです。
今日も小さいアイデアの話ですが、外囿さんにそういう体験をさせていただきました。彼は常にボクの次の扉を開けてくれる人のひとりです。