再会

英国で画家として暮らしているゴローくん(嶋野修充さん)が3年ぶりに一時帰国しているというので、会った。
彼とはイラストレーター時代からの長い付き合いなのだが、実はボクときたら、彼が英国留学するときに彼の推薦状を大学に書いたのだ、エッヘン。
彼は英国に渡ってから美術の勉強に励みながら様々な刺激を受けたり、英国だけでなく米国でも作品を発表したり、落ち込んだり前向きになったり、とにかく色々な気持ちの中で過ごしてきたのだという。
相変わらず、悩める、けれどゆっくりと歩を進めるゴローくんの姿がそこにあった。
そして、日本にいると判らない日本と欧州との文化背景の違い、美術作品に対する人々の意識の違い、マイノリティとしての疎外感、アジア人としての連帯感・・・せいぜい取材のために2週間弱だけハワイに滞在したという渡航経験しかないボクにとっては、とても興味深い話ばかりだった。これから折を見てこの日記でも紹介していきたいと思う。
メールやfacebookなどで近況報告がいつでも出来る世の中だが、やっぱり直接会うと嬉しさは格別だ。またの再会(出来ればボクが英国に行きたい!)を誓って握手した。